北川崎

 巨大ショッピングモール越谷レイクタウンで全国的にも名が知られるようになった埼玉県越谷市の北東に位置する地区です。
 県内有数の人口を抱え平成27年に中核市となった越谷市ですが、当地区は昔ながらの田園風景が広がっており豊かな自然に囲まれてます。
 東側が古くからの居住区域で小学校、神社、集会所等があり、中央部が田園、西側が住宅地となってます。

歴史

 古くは川崎村、明治時代に南埼玉郡新方村北川崎、昭和29年の合併で越谷市(当時は町)北川崎と変遷してます。明治時代の郡区町村編制法の際、八潮に同名村があったためこちらは北川崎となったそうです。
 今は無くなってしまった「新方村」の地名が地区内の「新方小学校」や「新方川」「新方駐在所」等の名称として残っています。ちなみに地元の人は新方川ではなく千間堀と呼んでます。

虫追い

 稲の害虫除けと豊作祈願の行事として行われています。毎年7月24日の夕方に火を灯したタイマツを持って川崎神社から地区境の堀まで行列を組んで行進します。
 以前は近隣地区でも普通に行われており、特に珍しい行事では無かったと言われてますが、現在では埼玉県内で唯一存続している地区だそうで埼玉県の無形民俗文化財に指定されてます。

越谷市北川崎
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